G大阪初瀬Vアシスト!監督に吉兆ささやき初先発

<明治安田生命J1:柏1-3G大阪>◇第2節◇5日◇柏

ガンバ大阪の東京五輪世代DF初瀬亮(19)が今季初先発で決勝点をアシストした。1-1の後半16分、高い精度を誇る右クロスを中央のFW長沢駿(28)へ合わせた。

大きい勝ち越し点を演出。19歳ながら堂々としたプレーで勝利に貢献した。

自らを売り込んで先発のチャンスをつかんだ。2月26日、甲府との開幕戦後に長谷川健太監督(51)に直接「僕が(途中からでも)入ると(チームに)点が入るんですよ」と冗談交じりにアピール。指揮官は「ふ~ん…と流した」と話すが、この日は韓国代表DFオ・ジェソクに代わって19歳を起用した。

実際、今季は開幕の甲府戦、ACL済州戦で初瀬投入後に味方が得点。昨季も天皇杯4回戦の清水戦、準決勝横浜戦で初瀬が途中から出場して得点が生まれた。有言実行のアシストに長谷川監督も「亮はクロスの精度がある選手。非常にいい形で対応してくれた」と満足げだった。

初瀬は「結果しかないと思っていた。右サイドでアシストして自信になる」。昨季、J1デビュー戦となったアウェー甲府戦でこの日と同じ長沢の頭に合わせてアシストを記録。当時は左サイドバックとして出場していた。19歳は「右で出させてもらうことも多かったのになかなかアシストできていなかった。左右(のサイド)両方できることはアピールになったかな。ジェソ(オ・ジェソク)やハル君(藤春)ヨネ君(米倉)との違いを見せて、負けないようにはいつくばってやりたい」と力強かった。

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