サッカーのＪ１Ｇ大阪は１４日、大阪・吹田市内でトレーニングを行った。Ｊリーグとアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）の２０１７年の日程が前日（１３日）に発表され、天皇杯の結果次第ではわずか３７日後に新シーズンが開幕する可能性が浮上。アジアへの挑戦権だけでなくバラ色のオフを得るためにも、天皇杯３連覇を目指す。

長谷川監督は「（ＡＣＬの）プレーオフに出るとキャンプが１つできなくなる。優勝しないといけない」と頭を悩ませた。来季Ｊ１は２月２５日に開幕だが、ＡＣＬは２月７日にプレーオフが行われる。今季のＪ１年間４位のＧ大阪は、鹿島か川崎が天皇杯で優勝した場合にここからスタートすることになる。もし天皇杯決勝まで進出し、川崎に敗れるようなことがあれば、その間は１月１日～２月７日と３７日しかない。Ｇ大阪は例年開幕前のキャンプを２度行っているが、どちらかを断念せざるを得なくなりそうだ。

天皇杯優勝を果たせば日本の第２代表としてＡＣＬに出場できるため、開幕は２月２１日（ＡＣＬ初戦）に。ＤＦ藤春が「ＡＣＬは絶対出たい」というように０８年以来となるアジアの覇権奪回への思いは強い。オフとＡＣＬの両方をつかむためには天皇杯で３連覇するしかない。

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