【G大阪】宇佐美、V逸にもショックなし「特に…」 スポーツ報知 6月21日(日)7時4分配信

昨年の3冠王者にも、奇跡は起こらなかった。終了間際に追いつかれたドロー劇。しかし、G大阪の選手たちには勝ち点3を逃した痛手はあっても、第1S優勝を逃したショックはなかった。

前半32分、セットプレーからMF今野のヘッドで先制したが、後半43分にセットプレーから失点し、2試合連続の引き分け。4試合連続無得点に終わったFW宇佐美は、浦和の優勝決定の事実も「特に…。年間(優勝)の方が大事なので」と受け流した。

この日はMF堂安が、17歳4日でリーグ戦でのクラブ史上最年少先発。しかし、「楽しめなかったのが正直な気持ち」と本人も語ったように、期待のレフ ティーは前半45分のみで交代。後半は仙台ペースのなか、GK東口のファインセーブなどで耐えていたが、終了間際の失点を喫し、浦和の結果が出る前に“V 逸”が決まった。

長谷川健太監督(49)は「もっとスカッと晴れるような試合をしたかった。でも、こういう時期というのは、どのチームにもある」と前を向いた。ベスト8 進出を決めたACLと並行して戦う中で、リーグ戦は消化が1試合少ないまま暫定4位。クラブは今季で契約の切れる指揮官に、契約延長のオファーを用意し、 その手腕を高く評価している。あくまで年間王者を狙うG大阪。真の頂点を目指し、前へ突き進む。

Share Button