G大阪パトリック まさかのC大阪へ移籍?

J1G大阪のFWパトリック(28)が窮地に追い込まれている。2014年にJリーグベストイレブン、15年にはリーグ戦で12得点をマークするなどエー スストライカーとして不動の地位を築いたが、今季に入って状況は一変。自己中心的なプレーが目立つなどの理由で、長谷川健太監督(50)にチームの構想か ら外され、9月に入ってからはU―23チームの一員としてJ3の試合に出場する屈辱を味わっている。

こうなると、今季限りでの退団も現実味を帯びてくるだけに、その去就が注目を集めている。

「パトリックは今の状況に全く納得いっていないと聞く。本人はまだまだやれると考えているし、移籍するだろうね。関西圏は慣れ親しんだ土地だし、ガンバを見返すという意味でも、そのあたりの可能性はあるんじゃないか」とJクラブの強化担当者は話す。

パトリックは1月に母国ブラジルのメディアに対し、日本に帰化して代表入りを目指す希望を明かしている。年齢的にもまだ20代で、今後の活躍の場を渇望。そこで浮上するのが、J2のC大阪と京都だ。

現在両チームとも昇格プレーオフ出場圏内に付けており、来季J1で戦うことになれば攻撃陣の補強を予定。日本で実績のある助っ人は、もってこいの存在 で、パトリックにとってもライバルチームでのリベンジは大きなモチベーションになるはず。親日家の助っ人の動向は、ハリルジャパンも要注目だ。

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