五輪出場へ天命を待つ井手口、南ア戦アピールに充実感「後悔ない」

運命の日がやってきた。サッカーのリオデジャネイロ五輪代表18人とバックアップメンバー4人が1日、発表される。当落線上にいるG大阪MF井手口陽介(19)は全力アピールを終えた充実感を表情に漂わせた。

その表情には、全力を尽くした者だけが見せる充実感があった。井手口は「後悔はない」と言い切る。最終選考となった6月29日のU―23南アフリカ代表 戦は前半45分で交代。「何もしていない」と不完全燃焼に終わるも、「きのうの試合が全てではない」と、これまでの歩みに胸を張った。

高校3年生時の14年12月の東南アジア遠征で手倉森ジャパンに初招集。16年1月のリオ五輪アジア最終予選では1次リーグ・サウジアラビア戦でゴール を決めるなど五輪出場に貢献した。「1年ちょっとの期間だったけどアピールはできた。チームでも試合に出場できるようになった」19歳ながらボール奪取能 力はJ屈指。選手層の厚いG大阪でもレギュラー級に成長した。人事は尽くした。あとは天命を待つ。

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