ギター侍でリベンジ!アウクスブルク・宇佐美、自信満々で渡独

ギター侍で成功をつかむ! J1G大阪からドイツ1部アウクスブルクに移籍した日本代表FW宇佐美貴史(24)が30日、チームに合流するため伊丹空港か らドイツへと飛び立った。必需品として持参したのは、今年から趣味として練習しているギター。リラックスはもちろん、国際交流にも役立てちゃうかも!?

19歳で不安を抱えつつBミュンヘンに挑戦したときとは違う。5年間、経験を積み重ねて再びドイツに挑む宇佐美の表情には自信がみなぎっていた。新しい武器を持参する。それは…ギターだ。

「(必需品は)ギターですかね。ひまな時間が多くあるでしょうし、そこをいかにリラックスできる環境にするかも、重要だと思いますから」

最愛の妻・蘭さん(24)と0歳の長女・菫(すみれ)ちゃんは後日合流するため、当面は単身赴任状態。これまで夫人やまな娘と過ごしていた時間が、空い てしまう。それを埋めるのが、今年になって始めたギターというわけだ。5年前と比べて成長したところを問われ「ギターの技術ですかね」といたずらっぽく 笑ったほど、ハマっている。荷物はスーツケース1個。そこに愛用のギターを添えた。

前回の挑戦は決して納得のいくものではなかった。Bミュンヘンではリーグ戦3試合、ホッフェンハイムは同20試合と出場するのにも苦労した。その経験か ら「ピッチ外でもアクティブにならないと。自分からアクションを起こして向こうの感覚に慣れるようにしたい」。そこでギターが登場する。まだ人に聞かせる ほどの腕前ではないが、音楽は万国共通。初々しい音色で、チームメートとのコミュニケーションを深める考えだ。

「自信はあります。前回の出発のときと比べて恐怖心もない。すべてにおいて、成長していると思う。それを証明できるようにしたい」

現地では「甘えちゃうので」と通訳をつけずに臨む。9月には18年W杯ロシア大会アジア最終予選がスタート。「万全の準備をしてチームに貢献したい」。さらなる成長を誓った浪速のエースはギターを1本担ぎ、世界へと羽ばたいていった。

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