サッカーのドイツ１部リーグ・アウクスブルクへ移籍するＪ１ガ大阪のＦＷ宇佐美貴史（２４）が２１日、大阪府吹田市内で記者会見した。３年ぶりのドイツ挑 戦となる宇佐美は、「今回は完全移籍で、人生を懸けた再挑戦という意味合いが大きい。ガンバでどれだけ成長することができたのかをドイツで証明したい」と 意気込んだ。

２０１１年から２年間、バイエルン・ミュンヘンなどに期限付き移籍しプレーしたが結果を残せず、１３年にガ大阪へ復帰。「このままでは終われない、という気持ちは常にあった」という。

ガ大阪でエースとして活躍する一方、昨年３月のハリルホジッチ監督就任後は日本代表に招集され続けている。「（１８年の）ワールドカップに出て、活躍するためにはヨーロッパでもまれるのがベストだと思った」と決断の背景を明かした。

ガ大阪での最終戦は２５日の名古屋戦（吹田ス）。「勝利で締めて、自分で点を取って、笑顔で行ければ」と有終の美を誓った。

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