G大阪長谷川監督が明言 PK「キッカーはヤット」

ACL1次リーグで敗退したG大阪の長谷川健太監督(50)が、チームの立て直しに着手する。

ACL水原(韓国)戦の敗戦から一夜明けた20日、主力組は大阪・吹田市内で軽めの調整を実施。1次リーグ1試合を残して敗退が決定したG大阪は、アジア制覇への挑戦権を失った。長谷川監督は「負けたからには監督の責任」と再度自らを責めた。

最大の目標に掲げていたACLは未勝利(2分け3敗)のまま幕を閉じた。公式戦も3勝2分け8敗と状態が上がらない。指揮官は「もう1度しっかりと今ま でやってきたことをやらないと。J2から上がって、3冠を取った。去年も全ての大会で上位にいた。戦い方がブレてしまうといけない。冷静になってやること が一番」と、少しずつ改善を図る。

前日の水原戦ではエースFW宇佐美がPKを失敗。やり直しとなったが2度目も失敗した。チームの決め事として基本的にPKは“職人”のMF遠藤がキッ カーとなっている。指揮官は「昨日は貴史(宇佐美)がヤット(遠藤)に蹴りたいと言って、ヤットが(監督に)『貴史が蹴る』と言ってきたので、選手に任せ た。ヤットも貴史を(波に)乗らせたい思いがあったんじゃないですか。でもこれからも基本的にキッカーはヤット」とあらためて明言した。

公式戦2連敗の中で迎える次戦は、24日のJ1アウェー福岡戦。長谷川監督は「切り替えてやるしかない。勝つことが一番。もう1度強いガンバを。自信を持って選手がやれる形を作っていかないと」と意気込んだ。

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