益城町出身G大阪野田、被災地へ「戦っていく姿を」

熊本・益城町出身のG大阪DF野田裕喜(18)が20日、J3G大阪U-23(23歳以下)で出場が濃厚な大分戦(23日、ホーム)に向けて意気込んだ。

大阪・吹田市内で行われた関大との練習試合に途中から出場。野田が出場してからは、無失点だった。「ピンチを止めたら、アピールになる」と、トップの長谷川監督が見守る前で結果を残した。

長谷川監督も「野田はいい。やれているな、と感じている」と納得の表情。U-23実好監督は「ビルドアップもあるし、守備範囲も広い」と特長を挙げた。

野田の実家は、熊本地震で大きな被害を受けた益城町で、家族はいまだに避難所生活を続けている。さらに次戦は、地震の被害を受けた大分とホームで戦う。 野田は「自分はうまい選手じゃなくて、全力でやる選手。(被災地に)戦っていく姿を見せられたら」と、持てる力を全て出すことを誓った。

この日の練習試合は5-1でG大阪が勝利した。

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