極上新スタジアムでG大阪×鹿島を見よ!

究極のサッカー観戦劇場と言える市立吹田サッカースタジアムで、いよいよJリーグの開幕戦を迎えようとしている。2月28日(日)・ガンバ大阪×鹿島アントラーズがキックオフの時を待っているのだ。

メインスタンドとタッチラインの距離は7m、ゴール裏とゴールラインの距離は10m、観客席の高さは1.5mという「日本一ピッチが近いスタジアム」での サッカー観戦は、これまで味わったことがない臨場感と迫力を約束する。埼玉スタジアム2002がスタンドからピッチまで約14m、鹿島サッカースタジアム が約15mと言えば、吹田スタジアムの「めちゃ近」ぶりがわかるだろう。

2月18日、Jリーグプレスカンファレンスに登壇したDF岩下敬輔(G大阪)も「新しい素晴らしいスタジアムなので、たくさんのファンに来てほしい。攻撃的な選手がたくさん入ったので、その攻撃的なサッカーを見てほしい」と語っている。

もちろん、鹿島も新スタジアムのホーム開幕戦だからと言って、白星を献上するつもりはさらさらない。U-23日本代表DF植田直通は「今年は自分が試合に 出てタイトルを取りたい。個人タイトルはどうでもいい。チームとして、全タイトルを取ることを目標に掲げている。そこへ向けて戦いたい」とキッパリ。

G大阪は『ACL』を含めた4大大会独占、鹿島は3冠達成での通算20冠獲得を見据える。そのために、G大阪は横浜F・マリノスから各年代のブラジル代表 のエースを担ってきたアデミウソンと、元日本代表のレフティ・藤本淳吾を獲得した。鹿島もGK・櫛引政敏、ボランチ・永木亮太&三竿健斗を補強するとともに、FWとして新境地を切り開いた金崎夢生がサプライズの電撃復帰を果たした。両軍とも勝ちにいく態勢を整えたのだ。

開幕戦には開幕戦ならではの難しさがある。G大阪は2月20日・横浜での『FUJI XEROX SUPER CUP 2016』広島戦、24日・韓国での『ACL』水原三星戦という過密日程の中、開幕戦を迎える。対する鹿島は疲労の蓄積はない(MF柴崎岳の戦線離脱は痛 い)。だが、逆の見方をすれば、鹿島は3か月間も公式戦から離れているため、ゲーム勘はどうしても鈍ってしまう。疲労か、ゲーム慣れか。『明治安田生命 J1リーグ』1stステージ開幕戦ではどちらの目が出るのか。

G大阪×鹿島のJ1での通算対戦成績は、25勝8分17敗と鹿島がリードするが、ここ最近はG大阪が3連勝中である。しかし、『ヤマザキナビスコカップ』決勝では、鹿島が試合を完全に支配した上で3-0とG大阪を圧倒した。

2月28日(日)に幸先のいいスタートを切るのはG大阪か、鹿島か。満員に膨れ上がるであろう吹田スタジアムでは、開幕戦にふさわしい華々しい雰囲気に包 まれるはずだ。そして、日本一ピッチが近いスタジアムは、サッカーの魅力を再発見させてくれることだろう。G大阪×鹿島のチケットは発売中。残りわずか!

リンク元

Share Button