U-17W杯に懸けている思いは「誰よりも強い」。G大阪で最年少J1デビューのMF岡本新大が“新潟組”のU-17日本代表を引っ張り、結果を残す
ガンバ大阪史上最年少J1デビューのMFが、U-17ワールドカップメンバー入りを勝ち取る。U-17日本代表は15日、国際ユースサッカーin新潟(17日~21日)へ向けた新潟合宿2日目のトレーニングを実施。雨の中、7分×2本の紅白戦などを行った。
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MF岡本新大(ガンバ大阪ユース/2年)はフィールドメンバーで唯一のU17アジアカップ(5月)優勝メンバー。「僕が引っ張っていかなきゃいけないと思いますし、やっぱり僕自身もワールドカップメンバーに入るラストチャンスの遠征だと思ってるんで、より自分をアピールする遠征にしたい」と意気込んでいる。
岡本は8月23日に行われたU-21JリーグのU-21岡山戦でフル出場すると、9月2日のJ1・長崎戦でJ1デビュー。16歳8か月17日でのJ1デビューはMF堂安律(現・フランクフルト)の持つクラブ最年少記録を11年ぶりに更新するものだった。
「やっぱりスタジアムの雰囲気とかはいつもと違いますし、やっぱり1つ1つのプレーへのこだわりがより強くなりました」。サイドからの仕掛けはG大阪のトップチームでも評価されている武器だ。
長崎戦は後半43分からの出場。続く千葉戦も出場時間はわずかだったが、それでも16歳はJ1で2試合を経験。最年少記録について特別な意識は持っていないというものの、プロでの一歩を踏み出せたことで自覚と責任感がより一層強くなっているようだ。
J1での経験は高校2年生中心のU-17日本代表でも貴重。だが、11月のU-17ワールドカップメンバー入りするためにはアピールが必要な状況であることを理解している。U-17アジアカップでは右ウイングバック(G大阪ではサイドハーフが主戦場)を務め、4試合で先発するなど全6試合に出場。インドネシア戦ではゴールを決めるなど持ち味の攻撃力を発揮し、優勝に貢献した。
「中2日って中でも戦ってきたんで、タフな環境に慣れたと思いますし、やっぱりアジアのスピード感だったりっていうのは体験して今にも活きているなと思います」と振り返る。その一方、「通用するところは通用しましたけど、やっぱりゴールにもっと係わっていかないと、ワールドカップメンバーとかには入れないなっていうのは感じました。(また、)フィジカルとか守備の部分で苦戦したことが多かった」と明かす。
加えて、U17アジアカップ優勝メンバーの大半は、今月19日から行われるフランス遠征の方に参加。岡本は、U-17日本代表のコアメンバーに入ることができていないことへの危機感も募らせていた。
「悔しさの方が大きいので。だから、見返してやりたい」。その強い思いもあってか、15日の練習では強度の高い守備などで奮闘。「でも、もっと守備の部分はやらないといけない。ああいうシーンを海外勢相手でもやらないといけない」と誓っていた。
新潟で同じくU-17ワールドカップへのラストチャンスに燃える選手たちとの競争。昨年のGK平野稜太(大分U-18→関西大)のように、例年、国際ユースin新潟でアピールし、U-17ワールドカップメンバー入りを果たしている選手がいる。また、国内開催のため、フランス遠征組に比べてより多くの代表関係者やスカウトに見てもらえる機会。コーチングスタッフたちにも彼らのギラギラ感が伝わっているようだ。
岡本も「ちょっとピリついて、切磋琢磨して練習できてるなって感じです」。ただし、U-17ワールドカップに縣ける思いは誰よりも強いという自負がある。
「まずほんとにそこに懸けてる思いは誰よりもこのメンバーの中は強いと思いますし、だからこそ、明後日の試合からほんとに誰にも負けない気持ちでやっていきたい。やっぱりゴールに関与するところと、自分の仕掛けの部分でのチャンスメイクを特に出していきたい。守備のところでも今回、アピールしたい」。大会は17日のU-17ミャンマー代表戦からスタート。アジア、J1の経験を持つ岡本が“新潟組”の先頭に立って引っ張り、「国際ユースin新潟」で結果を残す。



