G大阪・明神新監督が所信表明「一番いい監督は勝つ監督」宇佐美のボランチ起用にもトライ
J1G大阪の明神智和新監督(48)が21日、本拠地パナソニックスタジアム吹田で就任会見に臨んだ。自身初の監督就任に「偉大なチームの指揮を執ることを光栄に思っている。責任の重さも分かっている。自信がなければここには座っていません」と、G大阪11個目となるタイトル獲得への決意を示した。
G大阪ではビッシング前監督がサウジアラビア1部アルイテハドへの監督就任が決まり、今季始動直前に突然離脱。指揮官不在に陥った中で、今月5日からのオーストリア合宿を暫定的に主導した明神コーチの内部昇格がクラブの中長期的ビジョンにも最も適合すると判断し、18日に監督就任を発表した。水谷尚人社長は「このような状況だからこそ、明神監督を中心に、みんなで一体になって上昇していきたい」と話した。
新監督は「指導者となって8年目。1年目からいつかは監督をと考えていた。いつ(オファーが)来てもいいように準備はしていた。ついに来たかとワクワクしている。一番いい監督は勝つ監督。熱い試合をしたい。見ている人が熱狂するような試合したい」と力を込めた。
G大阪では選手として14年に3冠を獲得。19年の現役引退後は20年からG大阪ジュニアユースのコーチに就任し、25年からトップチームコーチに就いた。現役時代は2002年日韓W杯に出場し、トルシエ監督からは「3人の個性派と8人の明神がいれば完璧なチームができる」と絶大な信頼を得た守備的MF。オーストリア合宿ではFW宇佐美貴史をボランチで試すなど、早くも独自色も打ち出してきている。
クラブは8月に開幕する新シーズンのチーム編成を、ビッシング前監督の意向を聞きながら進めてきた。三上大勝フットボール本部長は「進めていた交渉を一度キャンセルして明神監督の希望に添う形で進めていく」と今後について説明した。



