中村敬斗 エース不在の左サイドで生命線 「得意のドリブル出せた」イングランド戦で自信 サッカーW杯 日本のキーマン

エース不在をどうカバーするか。6月11日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、日本の強みとなってきた左サイドの生命線となるのが中村敬斗(スタッド・ランス)だ。3月の強豪イングランド戦では、三笘(みとま)薫(ブライトン)の決勝点をお膳立て。25歳のドリブラーは「アシストや得意のドリブルも存分に出せた」と本番へ自信を深めた。

18歳でG大阪から欧州へ渡った。A代表デビューは2023年3月のウルグアイ戦。切れ味鋭いドリブルと高いシュート精度を武器に代表に定着し、ここまで国際Aマッチ24試合で10得点を挙げている。

代表では主に左ウイングバックでの起用が多かった。しかし、途中出場で2列目の左シャドーに入った昨年11月のボリビア戦で、1得点1アシストと圧巻のパフォーマンスを披露。左サイドは主力の三笘や南野拓実(モナコ)が負傷で落選。前回カタール大会後に急成長した25歳への期待は高い。

クラブでの今季序盤は順風満帆ではなかった。昨季、チームは2部へ降格。高いレベルの環境を求めて移籍を志願したが実現せず、体調不良にも苦しんだ。それでも現状を受け入れ「腹をくくるしかない」と覚悟を決めた。今年5月のリーグ最終節では1試合4得点。最終的にリーグ通算14得点をマークし、好調のまま本大会を迎える。

W杯は幼稚園の頃から抱いた夢の舞台だ。「子供たちに夢や希望を与えられるプレーをする」。メンバー選出後にSNSで決意を語ったアタッカーが、世界のDFラインを切り裂く。

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