出場ゼロからの返り咲き…40歳・東口順昭が見せる“進化する守護神”の矜持

40歳守護神を支える向上心

年齢を重ねて見えたもの

国内のリーグ戦と並行してACLを戦うチームは、過密日程とも戦っている。

「もちろん疲労は溜まっていきます。コンディションを上げようとしても、激しい強度のある練習がなかなかできないまま次の試合を迎えるんです」

また、敵地では暑さや寒さといった環境面での負荷ものしかかる。

「簡単ではなかったですね。ホームとアウェイでは相手のテンションも違う。そのなかでここまで勝ち進んでこられたのはチーム力もあるし、運も味方してくれたと思います」

東口自身もアジアの舞台ではグループステージから全試合でフル出場。確かな力を証明し続けてきた。今季より就任したイェンス・ウィッシング監督の下では、リーグ戦11試合に先発出場し、見事に返り咲いた。

「以前はがむしゃらにやっていただけでした。でもいまは年齢も重ねて、このチームにどれだけ貢献できるか一歩引いて見られている感じがします」

「試合で勝つためにどれだけ逆算してプレーできるか。昔の自分、目の前のプレーをがむしゃらにやっていたころよりも、いろいろな経験を経たいまのほうが勝っていると思います」

40歳の東口にとってACL2決勝は、集大成とも言える大一番だ。

決勝戦ではFWクリスティアーノ・ロナウドを擁するスター軍団のアル・ナスルと対戦する。G大阪にとっては2008年以来となるアジアの頂点を目指す戦いとなる。

インタビュー後編「ACL決勝に懸ける」に続く

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