【ガンバ大阪】一戦必勝だけを目指すバンコク・ユナイテッド戦。今大会最後のホームゲームでガンバがサポーターとともに戦い抜く
11連戦の初戦となる京都戦はガンバが歩む道の正しさを証明した一戦だった。強度の高さと切り替えの速さをベースにする京都を圧倒し、2-0で完封勝利。ヴィッシング体制で初のクリーンシートで勝ち切ったが中谷も「自信を持って守れるようになる」と課題だった後半の戦いに手応えを見せた。
京都戦から中3日で迎えるACL2準決勝の第1戦でガンバが迎え撃つのはタイの雄、バンコク・ユナイテッドFC。戦いの舞台や相手が変わろうとも、今季のガンバがこだわるのはヴィッシング監督とともに積み上げてきた攻撃的なスタイルだ。
「京都戦のように我々のサッカーを体現して、いかにピッチに落とし込んでいくかだと思うし、我々のいいやり方を示して見せていきたい」とヴィッシング監督は言う。
「組織的に戦ってくるし、奪った後の切り替えも速くて、オーソドックスないいサッカーをしている」と食野も相手をリスペクトするが、勝利のポイントは「結局、どれだけ自分たちのサッカーができるかが全てになる」と三浦は言い切った。
ピッチに立つ11人全てが縦方向へのベクトルを意識し、攻守で圧倒するのが今のガンバ。「自分たちがやらないといけないことを地道に積み上げていかないといけない」とリーグ戦で3戦連発中のヒュメットも力を込める。
いかなる形であろうと、先手を取れば、自ずとホームのサポーターの圧がガンバを加速させるはずだ。
一方のバンコク・ユナイテッドもACL2では初の4強入りを果たしているが、タイリーグでも現在、ラーチャブリーを上回って3位につけており、やはりその地力は侮れない。準々決勝はシンガポールのタンピネス・ローバーズに2戦合計4-3で勝ち切っているが、ノックアウトステージの全4試合は全て2得点。タイ代表のGKパティワット カンマイを中心に守備陣はタイ代表の主力を擁するが、前線にはモンテネグロ代表経験を持つネボイシャ コソヴィッチや広島と清水でもプレーしたティーラシン デーンダーら警戒すべきアタッカーを揃えている。またノックアウトステージに向けて獲得された元ブラジル代表のリバウドの実子、リバウジーニョもフィニッシャーとして警戒が必要な存在だ。
そして、守備の軸でもあるブラジル人、エベルトンもセットプレーからの得点力を持つだけにガンバとして警戒すべきは試合の入りと、不用意なセットプレーには注意が必要だ。
安部も「セットプレーは怖いし、監督からも不必要なファウルは与えないように言われているので徹底しながらやりたい」と話す。
まずは敵地での第2戦に向けて勝利でアドバンテージを手にしたいが、今大会のACL2決勝は西地区のチームのホームで一発勝負が決まっている。
市立吹田サッカースタジアムでは今大会最後となる一戦で「ホームのアドバンテージを使ってまずは勝つ」(ヒュメット)のみだ。
頂点まであと3つ。まずはバンコク・ユナイテッドにガンバの力を見せつけたい。



