これぞメッシーノ!G大阪の元東京五輪代表候補27歳MF、“復活のゴラッソ弾”が美しい!「これは2019食野」「復活のゴラッソ製造機」
4月4日、J1百年構想リーグの地域リーグラウンド第9節が行われ、ガンバ大阪が2-0で京都サンガF.C.に快勝。後半途中出場のMF食野亮太郎が、自身の代名詞とも言える美しいゴラッソ弾を決めた。
■【動画】これぞメッシーノ!G大阪の27歳MF食野亮太郎の美しい“復活のゴラッソ弾”と歓喜の膝スラ■
代表ウィーク明けにして、G大阪にとっては怒涛の11連戦の初戦。本拠地パナソニックスタジアム吹田に京都を迎えると、立ち上がりから連動した素早いプレス、球際の激しさを見せて試合の主導権を握る。前半9分のPKこそ失敗したものの、同13分にデニス・ヒュメットが相手のミスを見逃さずに先制ゴールを奪った。
その後も試合を支配したG大阪だったが、なかなか追加点を奪えず、あわや同点のピンチにも見舞われた。だが、後半開始からピッチに立った食野が、スタジアムの空気を一変させる決定的なゴールを決める。
後半30分だった。ボックス左外のバイタルエリアでパスを受けた食野は、前を向いてドリブルで相手に仕掛けた直後、鋭く内側にカットインしてボックス内へ侵入。そして斜め45度の位置から思い切り良く右足一閃。美しい放物線を描いたコントロールショットを、逆サイドネットに鮮やかに突き刺した。
この美しすぎるゴールに対し、SNS上にはファンから歓喜のコメントが次々と寄せられた。
「いやぁ、きもちぃいいいい!!!」
「これでこそ食野なのよ!!」
「こういう食野が見たかったんや!!」
「これは2019食野」
「復活のゴラッソ製造機」
■東京五輪の「10番候補」が味わった苦悩からの復活
現在27歳の食野。G大阪の下部組織で育ち、当時活動していたU-23チームで頭角を現すと、2019年にはトップチームでゴラッソ弾を連発し、エース級の働きを披露。“メッシーノ”の愛称とともにサポーターの心をわしづかみにした。
同年8月には世界的メガクラブであるマンチェスター・シティと契約を結んで大きな話題を集め、海を渡った。2020年、2021年と東京五輪を目指したU-23、U-24日本代表にも選出され、背番号10を背負うなど、その未来は希望に満ちていた。
しかし、レンタル移籍先のスコットランドやポルトガルで思うような結果を残せず、2022年に古巣・G大阪へ復帰。帰還後もかつての思い切りの良さと得点感覚を取り戻しきれず、2024年(リーグ戦11試合)、2025年(リーグ戦9試合)とまさかのノーゴールに終わり、控えの立場から抜け出せずに苦しい時間を過ごした。
だが今季、イェンス・ヴィッシング新監督から評価された食野は、開幕から出番を得る。第4節の清水エスパルス戦で泥臭くリーグ戦2年半ぶりのゴールを奪うと、この日は自身の真骨頂とも言える爽快なゴラッソ弾。ゴール後の膝スラパフォーマンスも完璧に決めてみせた。
どん底から這い上がり、かつての輝きを完全に取り戻した背番号8。過酷な連戦を前に、G大阪ファンも“メッシーノの完全復活”を確信したはずだ。



