【U-19日本代表の最新序列】U-20W杯へ向け山口ジャパンが本格始動。海外組も含めた充実のラインナップに。ウズベク遠征で真価問う
見どころは既存メンバー&U-17W杯出場組の融合
ターゲットは来年のU-20ワールドカップ。昨年末に立ち上がった⼭⼝智監督率いる若き日本代表がさらなる成長を目ざし、3月23日からウズベキスタン遠征を行なう。
【画像】スコットランド&イングランドとの親善試合に挑む日本代表メンバーを一挙紹介!
大岩剛監督率いるロス五輪がメインターゲットとなるU-21日本代表は、中東情勢の影響でトルコ遠征から目的地を韓国に変更を余儀なくされたが、U-19日本代表は当初の予定通り、ウズベキスタンに赴くこととなる。
U-19アメリカ代表の不参加により、U-19ウズベキスタン代表との2連戦になったとはいえ、近年成長著しい中央アジアの強国と戦えるのはプラスの材料。今年9月のU-20アジアカップ予選(U-20ワールドカップの一次予選)を見据えても、価値ある遠征だろう。
メンバー構成を見ても、海外組も含めた充実のラインナップとなった。U-21代表にGK荒木琉偉(G大阪)、DF森壮一朗(名古屋)、DF佐藤海宏(新潟)が選出されたものの、残りの面々も確かな力を持つ選手が揃う。
昨年末のSBSカップにも招集され、大岩ジャパンへの招集歴を持つFW新川志⾳(シント=トロイデン)、FW徳⽥誉(鹿島)、FW神代慶⼈(フランクフルト)、MF川合徳孟(磐田)、DF⼤川佑梧(鹿島)が参戦。さらに昨秋のU-20W杯に出場したFW⾼岡伶颯(ヴァランシエンヌ)や昨年2月のU-20アジア杯組のMFシュミット・ニック(ザンクトパウリ)も山口ジャパン初招集となった。
将来性豊かなタレントが揃うなか、今回の見どころは既存メンバーとU-17W杯出場組の融合がひとつのテーマとなる。
昨年11月のU-17W杯でベスト8に入ったチームから、今回はGK村松秀司(ロサンゼルスFC)、DF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)、DF藤井翔⼤(横浜FMユース)、DF藤⽥明⽇翔(川崎U-18)、MF姫野誠(千葉)、MF⻑南開史(柏)、MF和⽥武⼠(浦和)、FW吉⽥湊海(鹿島)が名を連ねている。
昨年末のSBS杯は、U-17W杯終了直後とあって招集が見送られていた前述のメンバーは、どのようなプレーを見せるのか。特に元砂、和⽥、長南は今秋のU-17W杯の出場資格を持ちながらも、飛び級で山口ジャパン入りを勝ち取った。ポジション争いをより激しいものにするためにも、下からの突き上げも今遠征の見どころだろう。
現状で序列をつけるのは難しく、ポジション争いは横一線。山口監督もフォーメーションも含めて最適解を探っている段階であり、チーム作りもこれから。2月に話をうかがった際、山口監督はこんな言葉を残していた。
「準備は濃厚にしていきたい」
これには様々な意味が含まれている。サッカー面はもちろん、私生活やサッカーとの向き合い方。ピッチ内外での振る舞いも含め、U-20W杯の優勝やA代表、五輪世代の代表入りといった大きな目標に向けてどう走っていくのか。
まずは最初の一歩だ。昨年末のSBS杯は就任して約10日で戦いがスタートしたため、すべてがぶっつけ本番だった。あれから時は経ち、ついに本格始動する山口ジャパン。海外組も含め、彼らがどのようなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。



