最もお金がかかったのは? ガンバ大阪、高額移籍金ランキング1位。6億円超えも大失敗…母国で犯罪者になった男
長い歴史を持つガンバ大阪は、これまで多くの選手を獲得してきた。では、その中でもとくにお金がかかった選手は誰なのだろうか。今回は、ガンバの歴代移籍金をランキング形式で紹介しつつ、選手たちが金額に見合った活躍ができていたかなどを振り返る。※本記事はデータサイト『transfermarkt』をもとに作成しています。
1位:ロニー
生年月日:1977年4月28日
移籍日:2008年8月1日
前所属クラブ:横浜F・マリノス
移籍金:350万ユーロ(約6.3億円)
ガンバ大阪の高額移籍金ランキングで1位となったのは、2008年8月~12月という短期間の在籍に終わったロニーだ。
2008シーズン途中に横浜F・マリノスからレンタル(期限付き)移籍で加入したブラジル人アタッカーに対し、ガンバは350万ユーロ(約6.3億円)もの巨額投資を行っている。
半年に満たない在籍期間だった選手の確保に6億円超えの資金を投入したのは、ガンバの歴史の中でも異例のケースだ。
2008年8月、クラブは攻撃の中核だったバレーを突然の退団によって失い、得点力のあるアタッカーを探す必要性に迫られた。
そこで白羽の矢が立ったのが、ブラジル代表歴があり、2008シーズンにマリノスでプレーしていたロニー。シーズン途中の緊急補強につき、獲得の是非を熟考する余裕はなかった。
だが、結論から言えば、ロニーはバレーの代わりにはなれなかった。
加入後は公式戦17試合で4得点1アシストと期待値を超える成績を残せず、シーズン終了をもって退団。AFCチャンピオンズリーグ(現:AFCチャンピオンズリーグエリート)優勝メンバーの1人ではあるが、その存在を色濃く記憶にとどめるサポーターはあまりいないかもしれない。
むしろ、ガンバサポーターがロニーのことを思い出すきっかけとなったのは、彼が引退後に引き起こした事件だった可能性すらある。
実業家に転身したロニーは、2019年5月にブラジリアにおいて逮捕。ギャンブル詐欺などを行う犯罪グループの一員であり、脱税行為を目論んだとの容疑がかけられた。
残念ながら、ガンバ史上最も高額な資金が投入された移籍オペレーションは大失敗だったと言っても過言ではない。



