【プレビュー】前節、悔しさを噛み締めた名古屋とG大阪が名誉挽回の勝ち点3を懸けて激突する | Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは10月25日、26日に第35節が開催。豊田スタジアムでは、名古屋グランパスとガンバ大阪が対戦する。
まだJ1残留を決められていない16位・名古屋と前節、大敗している9位・G大阪。そんな両者が土曜日に対決する。なお、この試合はDAZNでは無料ライブ配信する。
ホームの名古屋は、残留ラインと言われる勝ち点40には到達しているが、残り4試合で降格圏までは勝ち点「8」差と気が抜けない。だが、今節勝利し、18位の横浜FCが引き分け以下に終われば、晴れて残留が決まる。他会場の結果次第ではあるが、その権利を掴むためにもホームの声援を後押しを背に”勝って決める”が最大の目標だ。
横浜FCとの直接対決に臨んだ前節は、前半にリードを許したが、稲垣祥と佐藤瑶大のゴールで一時は逆転。勝利目前と思われたが、後半ATに失点を許して痛み分けという結果に終わっている。土壇場で勝ち点3を逃した前節の反省を踏まえ、勝ち切る勝負強さが問われる一戦となる。
直近3試合は失点が続いており、ゴール前での粘り強さが勝ち点3獲得に向けたハードルとなるが、懸念材料はエースのマテウス・カストロが前節、前半終了間際に負傷交代。攻撃の要を欠く可能性がある中、前々節のC大阪戦で待望の移籍後初ゴールをマークした木村勇大には勝利へ導くゴールが期待される。
敵地に乗り込むG大阪は、直近のリーグ戦で5勝1分けと好調をキープしていたが、前節は優勝争いを演じている柏レイソルにまさかの5失点。前半序盤から押し込まれた流れのまま、失点を重ねていった守備の立て直しが問われる一戦となる。
だが、水曜日のAFCチャンピオンズリーグ2のグループステージ第3節では、ホームでベトナムのナムディンに3-1で勝利。リーグ戦からメンバーを入れ替えた中、先発チャンスを掴んだ美藤倫やイッサム・ジェバリらが結果を残したことは前向きな材料だ。
スコアラーの他に、水曜日に2得点に絡む活躍を見せて、アピールに成功したのが山下諒也だ。ほとんどチャンスも与えず、2-0で完勝した前回対戦ではゴールをマークしており、いいイメージが残っているだろう。青黒の韋駄天アタッカーが再び名古屋撃破に貢献するか、注目の存在だ。
前節、悔しさを噛み締めた両者が名誉挽回の勝ち点3を懸けて激突する一戦は25日、14時よりキックオフを迎える。



