【G大阪】タイ遠征直後の苦手アウェー鹿島戦に自信 ポヤトス監督「賢く自分たちの瞬間を待つ」

ガンバ大阪は5日にアウェーで鹿島アントラーズと戦う。

2日にアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)のラチャブリ戦から中2日で迎える次戦に備え、チームは遠征先のタイから直接関東へ移動。4日は関東某所でトレーニングを行い、鹿島戦に向けて調整した。

オンライン取材に応じたダニエル・ポヤトス監督(47)は「コンディション面では移動が続いていてベストではないが、選手をローテーションしながら戦っていきたい」と意気込みを語った。

指揮官は首位を走る鹿島について「一番警戒しないといけない」とFW鈴木優磨の名を挙げた。「チームが今どういう状態なのか、この瞬間は逃せないとか、セットプレーから得点を決めたりとか、違いを生み出す能力がある」とし、いかに封じるかが試合のポイントになるとした。

今季リーグ全32試合に出場しているDF半田陸(23)は、移動疲れを感じながらも連戦を歓迎。「移動して、タイトなスケジュールでタフな試合をするという環境は大好き。チームとしても勝ち続けられているので、自信を持ってプレーできると思う。すごく難しいゲームになると思うけど(失点)ゼロで耐えられればチャンスは来る。ワンチャンス、ツーチャンスを大事にしていきたい」と、首位撃破をイメージした。

G大阪はアウェーでの鹿島戦では16年7月のリーグ戦を最後に勝てておらず、公式戦10戦未勝利(4分け6敗)。リーグでは直近3試合、天皇杯も含めた公式戦では直近4試合でノーゴールと長らく沈黙が続いている。

それでもリーグとACL2で公式戦7連勝、その7戦で21ゴールを記録していることもあり、久々の鹿島アウェーでの得点と勝利に自信を見せる。「今までもいろいろなジンクスを打ち破ってきた。明日の鹿島戦もしっかりそこをやっていきたい。賢く自分たちの瞬間を待ち、決定力をしっかり出せれば」とポヤトス監督。攻撃力を取り戻したG大阪が負の記録に終止符を打ち、公式戦の連勝を「8」に伸ばす。

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