ガンバ大阪“最強のスター”は? 史上最も価値が高かった選手(5)なんと11億円!? アジア最高の天才パサー

関西の名門・ガンバ大阪では、これまで数多くの選手がプレーしてきた。その中で、最も市場価値が高かった“スター”は誰なのか。今回は、ガンバ大阪在籍時の市場価値が高かった選手を紹介する。(金額やデータは「transfermarkt」参照)

遠藤保仁(えんどう・やすひと)

生年月日:1980年1月28日

クラブ在籍時の最高市場価値:650万ユーロ(約11億500万円)

市場価値記録日:2009年12月22日

ガンバ大阪在籍時に最も市場価値が高かった選手は遠藤保仁で、その市場価値は650万ユーロ(約11億500万円)となっている。

横浜フリューゲルスでプロキャリアをスタートさせ、京都パープルサンガを経たのち、G大阪へ加入した遠藤は、加入初年度からレギュラーの座を奪い、2003年にはJリーグベストイレブンを初受賞した。

西野朗監督のもと、二川孝広や橋本英朗らとともに黄金の中盤を構成し、G大阪黄金時代の中心選手へと成長。代表でもレギュラーとして活躍し、日本屈指の中盤へと変貌を遂げている。

こうしてチームの心臓となった遠藤は天皇杯やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇し、2009年にはFIFAクラブワールドカップでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。代名詞である「コロコロPK」で大きなインパクトを与えた。

同年には日本人では小野伸二以来5人目となるアジア年間最優秀選手賞を受賞している。アジアナンバーワンプレーヤーとなった遠藤の市場価値は650万ユーロにまで膨れ上がった。

遠藤の特筆すべき点は、海外移籍を経験していないことにある。

一般的に、市場価値は海外クラブへの移籍によって大きな上昇を見せるが、遠藤は国内のプレーで2004年に60万ユーロ(約1億200万円)だった市場価値を10倍以上の数字にしている。

G大阪の象徴であり続けた遠藤は、市場価値という点でもトップの数字を記録したのだ。

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