J1G大阪・宇佐美貴史が考える4季ぶりアジア挑戦の意義「必要不可欠な経験値」「残りのサッカー人生で目標のひとつ」

J1G大阪は17日、アジアチャンピオンズリーグ2(ACL2)の第1戦でイースタン(香港)と対戦する。16日に市立吹田サッカースタジアムで前日練習と前日会見が実施され、主将のFW宇佐美貴史(33)がアジア挑戦の意義について語った。

G大阪は2008年にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇。アジアの舞台は2021年に出場したACL以来となる。これまでの経験から「ホームとアウェーでチームが一気に変わるところがある。(相手のホームでは)レベルもクオリティーも一気に上げてくる。ホームは絶対に落とせない」と必勝を誓う。その一方、近年のアジアの動向を踏まえた予測不可能性についても語った。

サウジアラビアのクラブを中心に西側の中東勢が一大勢力に膨れ上がり、日本を筆頭とした東側のクラブが抵抗を図っているアジアの舞台。宇佐美は「僕たちが出ていたACLとはレギュレーションも違うし、レベルもクオリティーも全てにおいて変わっていると思う。僕や東口選手、倉田秋くんは(アジアの舞台を)経験していますけど、僕たちも初体験のような感覚」と率直に語り、クラブが〝未知のアジア〟で戦うことで受ける影響に言及した。

「サウジアラビアなんかはすごくお金をかけて、ヨーロッパからたくさんいい選手を連れてきて、この間のクラブワールドカップを見てもヨーロッパのチームを圧倒するような試合もしている。今回はACL2でカテゴリーは下がりますけど、そのレベルのチームと試合ができるところまで持っていかないといけない。そういう刺激がもう一回このクラブに必要だと思う」

新たなメガクラブと同じ土俵に上がることで得る刺激が、クラブの発展に欠かせないと考えている。「国際的な舞台で戦う機会がここ数年なかった中でそういった場所に戻ってこられて、選手もそうですけどこのクラブに関わっている人たち、支えてくれている人たち、会社の人たちも含め、アジアの舞台でガンガン戦っていく刺激は成長していく上で、もう1回強いクラブに戻っていく上で必要不可欠な経験値だと思った」。視座を高く挑戦を続けるマインドを、この大会から得る構えだ。

個人的な思いもある。「アジアの舞台でタイトルを取ることは僕のサッカー人生、残り少ないと思いますけど(笑)、その中での大きな目標のひとつ。いま一番達成したいもの」とタイトル獲得への強い思いを持つ。アジアの舞台は自身が2009年に17歳で公式戦デビューを果たし、2016年にはPK失敗と1次リーグ敗退という悔しさを味わった舞台でもある。キャリアを重ねてアジアに多くの意義を見出す主将が、頂点に向けたスタートを切る。

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