昌子源似の東方FW大久保優「東方のために、得点と勝利を届けたい」17日ACL2・G大阪戦
17日にG大阪と対戦する東方(香港)は、昨年に続くACL2出場となる。1次リーグ敗退に終わった前年の雪辱を胸に、アウェーの初戦に挑む。
同チームには日本人FW大久保優が所属。関大からJ3鳥取に入団し、オーストラリア2部クラブを経て今夏、東方に加入した。新加入ながらデビューから2試合連続ゴールで「乗っている」と不敵な笑み。最も警戒する選手として関大時代の同期であるDF黒川圭介の名を挙げ「地元は京都ですが、小さい時はG大阪を見ていた。その相手に力を証明して勝てるようにやっていきたい。東方のために得点と勝利を届けたい」と気合を入れた。ちなみに顔やしゃべり口調は元日本代表DF昌子源(現町田)に似ており「よく言われます」と自認する。
また広島と昨年対戦した経験を持つロベルト・ロサダ監督は、すでにG大阪を丸裸している。「元日本代表選手やU―23代表選手もいるし、広島から入った満田選手も知っている。3、4人の外国人もいるし誰が出ても技術は高いし、戦術理解も高い。スタジアムにいる人たち全てを警戒している」。熱烈なサポーターの存在も頭に折り込み済みだ。
「小さいクラブでも大きなことを成し遂げられることを証明したい。我々が良いチームだということを証明したい」。スペイン仕込みの繋ぎと縦に速い攻撃で番狂わせを狙う。



