G大阪MF奥抜侃志「ボールタッチの部分は数回出せた」半年ぶりの実戦復帰で積極仕掛け

親善試合 G大阪1―2スタッド・ランス(2025年8月2日 パナスタ)

G大阪は2日、パナソニックスタジアム吹田でスタッド・ランスと親善試合を行い、1―2で逆転負けした。後半開始からピッチに立ったMF奥抜侃志(25)にとってはリーグ開幕のC大阪戦(2月14日)以来となる復帰戦。後半32分までの約30分間、半年ぶりの実戦で存在感を示した。

「シュートを打とうか迷ったところがあった。打っておけば良かった」と実戦不足に苦笑いを浮かべたが、積極的な仕掛けなど“らしさ”ものぞかせた。「スタミナの部分で頭が真っ白になる場面もあったけどボールタッチの部分は数回は出せた。ゲーム体力は普通の素走りの体力とは全然違う。そこを繰り返すスタミナをもっと上げていきたい」。今後の課題も明確だ。

C大阪戦後に足を痛め、4月に左足関節前方および後方インピンジメント症候群の手術。「メッチャ暑かったけど、楽しかった。切れとスピードももう少し上げられると思うので、来週の(リーグ)岡山戦に向けて取り組んでいきたい」。半年ぶりのピッチを踏みしめた快足アタッカーが、ここからの巻き返しを誓う。

https://www.sponichi.co.jp/

Share Button