G大阪MF安部柊斗「今はもうG大阪の選手」あす22日“古巣”FC東京戦でリーグ戦本拠地デビュー
G大阪はあす22日、ホームにFC東京を迎え撃つ。その試合にひときわ特別な思いを抱いて臨むのが、6月に加入したMF安部柊斗（27）だ。
FC東京はアカデミー時代を過ごし、プロとして羽ばたいた原点クラブ。その古巣との対戦となる一戦に「すごい楽しみです。選手もほとんど知っている選手ばかり」と心待ちにした。くしくも古巣戦がリーグでのパナスタデビュー。旧友たちとの再会に自然と笑顔を見せる一方で「リーグ戦でのパナスタデビューも楽しみです。その相手がFC東京というのが縁というか巡り合わせなのか…これも運命だと捉えている。僕は今はもうG大阪の選手。G大阪の勝利のためだけにプレーしたい」と言い切った。
残留争いに巻き込まれている古巣は、リーグ中断期間明けから4バックシステムに変更してきた。「僕が思うに、4―4―2システムがFC東京は一番強い。それは自分も体験してきた。ここで（システムを）変えてきたのは少し厄介だなという感じはしている」。かつてのチームメートの質やクラブカラーを熟知しているからこそ警戒心を強めた。
「試合に出場したら90分間走って強度の高いプレーで走り続けたい」。勝てば上位に食らい付くことができるが、負ければ残留争いに巻き込まれる可能性がある一戦。かつての仲間たちを打ち砕き、G大阪をリーグ6試合ぶりの勝利に導く。
