【サッカー】柿谷曜一朗さんが採点 J1の関西4クラブ“開幕ダッシュ通信簿” 王者・ヴィッセル神戸には『がんばりましょう』の評価【KICK OFF! KANSAI】
ゲストに柿谷曜一朗さんが出演し、第5節までの開幕ダッシュ“通信簿”で関西J1の4クラブを3段階評価した。4クラブともあまり良い形のスタートダッシュは切れず。唯一の及第点はガンバ大阪で3クラブには奮起を求めた。
▼柿谷曜一朗さんから見た関西クラブの出来は?
関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF! KANSAI』。元日本代表DF加地亮さんが新MCを務める。16日、ゲストには元日本代表FW柿谷曜一朗さんが出演。関西クラブ第5節までのシーズン序盤“通信簿”を付けた。
『大変よくできました』『よくできました』『がんばりましょう』の3段階評価で、柿谷さんは「大変よくできましたは、ないですよ、先に言っておきます」とピシャリ。ガンバ大阪が3勝2敗、セレッソ大阪が1勝2分け2敗、京都サンガF.C.が1勝2分け2敗、王者ヴィッセル神戸は0勝3分け1敗に終わった関西4クラブ。
まず、G大阪が『よくできました』評価となった。開幕戦はC大阪との大阪ダービーで2-5と大敗。だが「すぐポヤトス監督が修正して、けが人も何人かいたけど、チームとしてはバランスの取れた試合ができている」と立て直して勝ち点を重ねたことを称えた。
C大阪は『がんばりましょう』。開幕のダービーには勝利したものの、スタートダッシュには失敗。OBの柿谷さんは「僕も選手から聞いたけど(アーサー)パパス監督のいいところは、守備がやられているから守備を改善しようと全く思っていないところ。『3点取られたら4点取ったらいい』という練習をしている」と、攻撃力に磨きをかけるチームへ期待を寄せた。
京都も『がんばりましょう』。今年就任5年目を迎えるチョウ・キジェ監督の「サッカーは浸透しきっている」としたうえで「個のところでゴールを奪う、守るという勝負になってくる。選手はそろっているので勝ち点3をとる姿を見たい」とさらなるステップアップを心待ちにした。
最後に、2連覇中の神戸。5試合を終えては未勝利だったため『がんばりましょう』で、柿谷さんは「(山口)蛍を戻しましょう(笑)」と冗談交じりに話しつつ「やっぱり経験値は大事。齊藤未月選手も長いけが明けでプレシャーもあると思う。カバーしながらやっていたらもうちょっと順位も上がっていたんじゃないかな」と分析していた。