J1ガンバ大阪戦「うちが先制、レギュラー組を引きずり出す」高知U・秋田監督語る
高知ユナイテッド、前半と後半の動きが全く違ってました。前半の動きについて秋田監督は「金曜日と土曜の気温差が大きすぎたので、前半、選手の体が重かったのでは」と分析していました。
さて、ユナイテッドの次の試合は木曜日、リーグ戦の合間に行われる「カップ戦」というジャンルの試合、国内3大タイトルのひとつ「ルヴァンカップ」です。
春野で行われる1回戦、J1のガンバ大阪との一戦に向けて、秋田豊監督にこのカードを使って意気込みを聞いてきました。
秋田監督が最初に引いたのは大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクが描かれたカード。
秋田豊監督:
Q大阪といえば何をイメージ?「大阪といえばガンバ大阪ね」
しっかりこちらの意図をくみ取ってくれた秋田監督、J1ガンバ大阪相手に番狂わせを起こせるのか、自信のほどをうかがいました。
秋田豊監督:
「勝てそうって言ったら暴動起きるからね。ガンバ大阪の。胸を借りて頑張るしかないです。本来なら下のカテゴリー。というのは中々やらなかったんでJ1のチームと。そういう意味では楽しみなゲーム。絶対勝つとかじゃなくて、あわよくばくえたらいいな」
続いて…秋田監督が引いたのはハートが描かれたカード。
鍛治屋アナウンサー:「ハート、ひらがなにすると心。小林心選手」
2年前の天皇杯でユナイテッドはJ1のガンバ大阪相手に見事勝利を収めました。その試合でゴールを決めた小林心選手について秋田監督は…
秋田豊監督:
「(小林心選手は)不思議なやつだね。つかみどころがない。でも点には誰よりも執着してるし、ギラギラしてる」
今シーズンは5試合で3得点を挙げ、シーズン2桁得点を目指す小林心選手。秋田監督は ルヴァンカップでも期待を寄せています。
秋田豊監督:
「毎試合期待してるよ。みんなに期待してる。だから最初に送り出してるし、途中からも出す」
毎週末リーグ戦が行われるハードスケジュールの中、このような公式戦が入ってくることで選手は疲れてしまうのではないかと心配すると…
秋田豊監督:
「(ルヴァンカップ)が間に入ってきた方が体は楽だと思うんだよね。何でかっていうと練習がきついから。トレーニングで動くよりも試合をやった方が面白いし、モチベーションも高くできるし、そういう意味ではルヴァンが入ることによってそういう効果もあるんじゃないかな」
最後に秋田監督から、「プライムこうち」をご覧の皆さんにメッセージをいただきました。
秋田豊監督:
「最初は(ガンバ大阪の)サブのメンバーが出てくると思います。うちが先制してバタバタとレギュラー組を引きずり出すように頑張ります。試合見に来てください。勝ったところをスタジアムで見てください」