G大阪の長谷川監督、無冠回避に安堵「10個の銀を集めても金にはならない」 フットボールチャンネル 1月1日(金)21時4分配信

天皇杯決勝が元旦に行なわれ、ガンバ大阪は浦和レッズと対戦し2-1で優勝を果たした。

G大阪の長谷川健太監督は試合後のインタビューで「もう少し嬉しさが込み上げてくるかなと思っていましたが、ホッとした感じでした」と心境を語った。

特殊なシステムを採用する浦和レッズとの対戦となったが、長谷川監督は「ペトロヴィッチ監督の十八番のシステムだった。しかし、川崎フロンターレ、サガ ン鳥栖、サンフレッチェ広島と戦ってきたので、相手の特徴とケアしなければいけないというのは予想できていた」と事前に分析を重ねていたことを明かした。

決勝ゴールとなったCKからのパトリックのゴールについても、「セットプレーが鍵になることは選手に話していた」と事前の準備が勝利に繋がったことを強調している。

「攻守において分析した結果が決勝点に繋がったのかなと思います」

G大阪は明治安田生命Jリーグチャンピオンシップでは広島相手に、ヤマザキナビスコカップでは鹿島アントラーズに、それぞれ決勝で敗北した。ラストチャ ンスである天皇杯を優勝したことで無冠を回避している。2位だけで終わることとの価値の差について聞かれると「全くわからない。とにかくホッとしていま す」と安堵の気持ちを語った。一方で、「10個の銀を集めても金にはならない」とタイトルを獲得できたことを喜んでいる。

三度目の正直で大一番に勝利を収めたG大阪。最後に長谷川監督は「自分はいい仕事をしているか」という質問に「そうは思いませんけどね」と照れくさそうに笑った。

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