U-20日本代表が4大会連続W杯出場!PK戦でイランとの激闘制する スーパーミドル弾で疑惑の判定を覆し逆転でベスト4進出【U20アジアカップ】
【AFC U20アジアカップ】U-20イラン代表 1-1[PK:3ー4] U-20日本代表(日本時間2月23日/深圳ユース・フットボールトレーニングベースセンター・スタジアム)
中国で開催中のAFC U20アジアカップでU-20日本代表は2月23日、決勝トーナメント・準々決勝でU-20イラン代表と対戦。疑惑の判定により先制を許すもMF小倉幸成(法政大)のスーパーミドルで同点に。1ー1のまま120分を戦い終えて、迎えたPK戦は4ー3で日本が勝利。U-20ワールドカップ出場を決めるとともに、アジアカップ準決勝進出となった。
グループステージの3試合を1勝2分の無敗でD組2位通過となった日本。今年9月に行われる2025 FIFA U-20ワールドカップへの出場権をかけて、C組首位のイランと激突した。
日本は、前回のU-20韓国代表戦から1名を変更し、MF中川育(流通経済大)に代えてFW井上愛簾(サンフレッチェ広島)を起用した。4ー4ー2のフォーメーションを採用しGK荒木琉偉(ガンバ大阪)、DFは梅木怜(FC今治)、市原吏音(RB大宮アルディージャ)、喜多壱也(京都サンガF.C.)、髙橋仁胡(セレッソ大阪)が並ぶ。MFは佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)、小倉、大関友翔(川崎フロンターレ)、石井久継(湘南ベルマーレ)が形成し、最前線は神田奏真(川崎フロンターレ)と井が並んだ。
立ち上がりから押し込まれる時間が続いた日本は5分、FWレザ・ガンディプールによるドリブルで中央を割られると、FWイスマイル・ゴリザデのシュートのこぼれ球をガンディプールに押し込まれる。ゴリザデのポジションがオフサイドのように見えたが、この試合ではVARが採用されておらず、主審の判断でゴールが認められることになった。
追いかける日本は13分に連動したパスワークで攻め込むと、ボックス左に入り込んだ井上が入れたグラウンダーのクロスに神田がヒールで流し込みにかかる。決め切ることはできなかったが、18分には梅木が井上とのパス交換でボックス内に走り込んでシュートを放つなど徐々に日本が押し返していった。
迎えた30分、梅木の横パスを受けた小倉が、ゴールまで約25メートルの距離から右足を一閃。鋭いシュートが左のポストに当たってゴールネットを揺らし、日本が同点に追いついた。
その後は得点こそ奪えなかったが、日本が主導権を握ったままハーフタイムに突入。後半もポゼッションを高める日本がチャンスを作っていった。62分にはセットプレーから井上のヘッドがゴールを急襲するも、GKの好セーブに阻まれる。71分にはボックス内の大関がポストプレーから反転し左足を振り抜く。弧を描いたシュートは惜しくも枠の外へと外れた。
75分には井上と大関を下げて、FW高岡伶颯(日章学園高→サウサンプトン入団内定)とMF中島洋太朗(サンフレッチェ広島)を投入。さらに81分には足がつった神田を下げて、FW道脇豊(ベフェレン)を送り出す。後半アディショナルタイムにはボックス右に侵入した梅木がシュートを放つが、ここもGKの好セーブに防がれる。するとこのまま90分が終了し延長戦に突入した。
延長戦もチャンスを作りながら決めきれない日本。99分には石井を下げて、DF布施克真(日本大学藤沢高)を送り出す。104 分には高岡が右からのクロスに合わせるが、このシュートはGKの正面をついた。108分にはボックス手前の好位置でFKを獲得すると、佐藤が直接狙ったシュートもGKに止められる。119分には小倉を下げて、MF桑原陸人(明治大)を投入し、すべての交代カードを切り終えた。しかし勝ち越しゴールは生まれず決着はPK戦へ委ねられた。
そのPK戦は日本が後攻。イランが1人目外して迎えた日本の最初のキッカー、中島が冷静に決めてリード。するとイランの2人目も外し、日本は高岡が決めた。しかしイラン成功で迎えた3人目の高橋が止められる。2ー2で迎えた日本の4人目、佐藤が真ん中に叩き込み王手をかける。イランも5人目を成功させたが、最後はキャプテンの市原が冷静に決めて勝負あり。PKスコア4ー3とした日本が、4大会連続となるU-20ワールドカップ出場を決めるとともに、アジアカップ準決勝進出を決めた。
(ABEMA de DAZN/AFC U20アジアカップ)
【AFC U20アジアカップ】
2025年2月12日から3月1日まで中国で開催。グループステージは16チームがグループAからグループDに分かれて戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進出する。準決勝に進出した上位4か国が、2025 FIFA U-20ワールドカップ(チリ開催)の出場権を獲得する。日本は前回の2023年大会で準決勝敗退、今大会は2016年大会以来となる優勝を狙う。