堂安律、約24億円でフランクフルト移籍の可能性?…右WGの“有力候補”として動向注視か

フライブルクに所属する日本代表FW堂安律に対し、フランクフルトが関心を寄せているようだ。19日、ドイツ紙『シュポルト・ビルト』が伝えている。

日本代表でエースナンバー「10」を背負う堂安はガンバ大阪やフローニンゲン、ビーレフェルト、PSVを経て2022年夏からフライブルクに在籍している。加入から程なくして右ウイング(WG)の定位置を掴むと、ここまで公式戦通算111試合で22ゴール20アシストをマーク。在籍3年目の今シーズンは公式戦24試合で6ゴール5アシストという結果を残しており、ブンデスリーガでのキャリアハイ更新も現実味を帯びている。

そんな堂安に国内移籍の可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、フランクフルトが日本代表アタッカーの動向を注視しており、今シーズン終了後の夏の移籍市場にて獲得に乗り出す可能性があるとのこと。同クラブでは、右WGとして計算できる戦力がドイツ人FWアンスガー・クナウフのみとなっていることから、マルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)が補強を検討しており、堂安も有力候補の1人に数えられているという。

フランクフルトとの現行契約を2027年6月末まで残している堂安の市場価値は2200万ユーロ(約35億円)程度だが、フライブルクは1500万ユーロ(約24億円)程度で交渉に応じる可能性があると『シュポルト・ビルト』は指摘。仮に選手本人が移籍を希望した場合には、クラブとして引き留めることはしない見込みだという。また、フランクフルト以外にも複数のクラブが獲得に興味を示しているようだ。

なお、フランクフルトには現在クリスタル・パレスで活躍中の日本代表MF鎌田大地をはじめ、清水エスパルス所属の乾貴士、長谷部誠氏、稲本潤一氏、高原直泰氏とこれまで5名の日本人選手が所属。昨年夏に現役を退いた長谷部氏は現在アカデミーのアシスタントコーチを務めている。こうしたことから『シュポルト・ビルト』は、堂安の獲得がフランクフルトと日本との関係性を深め、ブランドを強化するものになると指摘している。

https://www.soccer-king.jp/

Share Button