[新人戦]神村学園MF福島和毅はさすがの動きも“ちょっと悔しい”九州制覇。「自分も我空さんみたいな選手に」なるため、必死に努力

[2.18 九州高校新人大会決勝 東福岡高 0-2 神村学園高 SAGAスタジアム]

「あまり自分の特長とか出せなくて、個人的にはちょっと悔しいです」。MF福島和毅(2年=神村学園中出身)は、中心選手として神村学園高(鹿児島1)を九州高校新人大会連覇へ導いたが、自身の求めるレベルのプレーができなかったことを悔しがっていた。

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神村学園で入学直後から先発を務め、U-16日本代表やU-17日本高校選抜に選ばれている注目MF。圧倒的なキープ力とドリブルで運ぶ力を駆使してゲームメイクするボランチは、この決勝でも抜群の「止めて・蹴る」力やボールを失わない力、視野の広さを随所で示していた。

前半4分には中盤中央から攻め上がると、こぼれ球を拾ってさらに前へ。PAまで持ち込んで決定的なシュートを放った。また、正確な1タッチパスで東福岡高(福岡1)のプレッシングの的を外してゲームメイクしたほか、抜群のサッカーセンスを守備でも発揮。味方の危険なスペースを消してクリアやインターセプトして東福岡の速攻を食い止めていた。

今回の九州大会で福島は、予選リーグ初戦で3アシスト。準決勝では交代出場でファインゴールも決めた。守備やゴールを決めることは課題意識を持って取り組んでいること。有村圭一郎監督はその福島に対して「今年は14番着せているし、違いを見せられる選手にならないといけないと言っている」という。

前日は守備の甘さが出てチームを苦しくしてしまった部分があった一方、ボックストゥボックスで走って、守備、得点に係わることが少しずつ表現できていることについて、指揮官は前向きな評価をしていた。

ただし、本人は他との違いを見せつけられていないことを悔しがる。「ボールを落ち着かせるとか、下のところでパスを回すとかいうのはできるし、そういう人はたくさんいるんで。そこでもっとゴール前に入っていって点を決めるとか、そういう違いを見せれるようにしていきたいと思います」。まだ相手の守りに引っかかるようなシーンがあったことも確か。高みを目指すボランチは、神村学園の偉大な14番たちのようなプレーを求めていく。

「チームとして(九州タイトルを)取れたのは良かったんですけど、(14番は)やっぱ他の人から見たら、(現G大阪のMF名和田)我空さんとか、(現C大阪のMF大迫)塁さんとかつけてる特別な番号なんで、それに見合ったようなプレーをもっとしていきたい」

前任の14番でG大阪入りしたMF名和田我空(3年)は、神村学園卒業前に臨んだJ1開幕戦(対C大阪)で活躍。福島は「プロの中で年上とか年齢関係なく自分のプレーをやって、そういうメンタルの強さはやっぱ凄いなって思いました。自分も我空さんみたいな選手になっていきたいと思うし、そのためにこの1年間必死に頑張んないといけないと思います」。インターハイやU17アジアカップで得点王を獲得している名和田とはポジションも異なるが、名和田のようにプレーで明らかな違いを見せることがチームの勝利や自身の評価にも繋がることは間違いない。注目MFは、必死に努力を続けて偉大な先輩たちに近づく。

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