G大阪の18歳ルーキー・名和田我空 上々デビューも自己評価は辛口「まだまだ力不足」
J1G大阪の〝スーパールーキー〟MF名和田我空(18)が14日、行われたC大阪との明治安田J1リーグ開幕戦(パナスタ)で、怪物の片鱗を見せつけた。
高卒新人ながらトップ下で先発に大抜てきされると、今後が楽しみになるプレーを連発する。
0―1の前半15分、FKのこぼれ球を右足でボレーシュート。惜しくもゴール左に外れたが、その後もミドルシュートを狙うなど果敢な姿勢を示した。後半20分までピッチに立ち、両チーム最多となる4本のシュートを記録。上々のデビュー戦となった。
だが、チームは2―5と大敗し、名和田も史上4人目の高卒新人開幕弾を逃したこともあり、自己評価は辛口。「悔しい結果になってしまった。点を取るチャンスはあった。まだまだ力不足」と悔しさをあらわにした。
それでも、相手ゴールを脅かす迫力は評判にたがわぬもの。大阪ダービーという大舞台にも「緊張は思ったよりなかった。それより楽しみな気持ちが多かった」と度胸も満点だ。次節22日の福岡戦で「次もホームなので、みなさんと喜べるように頑張りたい」と期待されるゴールが生まれるか。