G大阪DF半田陸「自分が引っ張っていく覚悟」C大阪の“最高時速36キロ”ウインガー封じる

Jリーグは14日、G大阪―C大阪(パナスタ)で33年目の開幕を迎える。最終調整日となった13日、G大阪DF半田陸は“未知との遭遇”を心待ちにした。マッチアップが予想されるC大阪の新助っ人MFチアゴ・アンドラーデについて「速いという噂は聞いています。ボールが入らないように上手く対処したい」。最高時速36キロという快速ウインガーを封じるイメージを膨らませた。

「まだ100%の状態ではないかもしれないけど、試合ができる良い状態です」。沖縄キャンプの練習試合J2札幌戦で負傷交代したが、すでに練習には合流している。「大阪ダービーで勝てば勢いに乗れる。ファンやサポーターの方々も良いシーズンスタートを迎えられる。内容はどうであれ、絶対勝たないといけない」と気合を入れた。

昨季はパリ五輪メンバー選出後に負傷。ピッチに立てず、悔しい思いをした。そして今冬はDF関根(柏→Sランス)やMF山田(京都→ナシオナル)らが海外移籍。MF藤田(シントトロイデン)もA代表入りを果たした。ただ現在、先を走る同世代への焦りや羨望はない。

「誰が海外に行ったとか、誰がA代表に入ったとかは気にしない。G大阪のために自分のできることをやり続けれればなと思います。去年はなかなかチームを引っ張ることができなかったけど、今季は自分が引っ張っていく覚悟ができている」

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