G大阪ポヤトス監督は自信「チームは良い瞬間にある」プレス改善&組織再編成で大阪ダービー制す
Jリーグは14日、G大阪―C大阪(パナスタ)で33年目の開幕を迎える。最終調整日となった13日、G大阪のダニエル・ポヤトス監督は「チームは良い瞬間にあると思う」と不敵。5年ぶり白星発進に自信を示した。
昨季は堅守を武器に4位と躍進。ベースは変えず、沖縄キャンプでは前線プレスの掛け方やボールの奪い方、そして相手の時間を奪う攻守の素早いリ・オーガナイズ(再編成)などをブラッシュアップさせた。年明けにFW坂本一彩(ウェステルロー)とMFダワン(北京国安)が移籍、負傷中のMFウェルトンとMFファン・アラーノはベンチ入りできるかどうかの状態。だが指揮官は「あとは戦うのみ」と2年間の積み上げを信じ、それを宿命のライバルにぶつけるだけと強調した。
「1試合ずつ、1試合ずつ勝ち切る。グアルディオラ監督(マンチェスターC)ですら、将来は保証されていない。目の前の試合に向かうこと。それは約束できる」。順位やタイトル獲得など明確な目標は口にせず。“今”を大事にする25年シーズンが幕を開ける。