天皇杯決勝はG大阪vs神戸の“71年ぶり”関西勢対決に! 11月23日に国立で激突!
天皇杯は27日に各地で準決勝2試合が行われ、決勝の対戦カードが決定した。
4年ぶりの決勝進出を目指すガンバ大阪は、横浜F・マリノスと対戦。26分に山田康太のボレーシュートで先制点を奪うと、37分には横浜FMの反撃に遭い、ヤン・マテウスにゴールネットを揺らされると、終盤の89分に松原健に押し込まれて敗退の危機に。それでも後半アディショナルタイム3分に鈴木徳真のクロスを中谷進之介が頭で合わせて土壇場で同点弾。そして、延長後半アディショナルタイムの125分にも坂本一彩がゴールを決めて、劇的な勝利を収めた。
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もう一つの準決勝では、悲願の初優勝を果たした2019年大会以来の決勝進出を目指すヴィッセル神戸が、2011年大会以来の決勝進出を狙う京都サンガF.C.と対戦。試合は18分に佐々木大樹のクロスを宮代大聖が頭で押し込んで先制点を奪ったが、32分の京都のマルコ・トゥーリオにゴールネットを揺らされて同点に。それでも55分、PKを獲得すると、佐々木が放ったシュートは一度GKク・ソンユンに弾かれるも、自身がこぼれ球を押し込んで勝ち越し。この1点のリードを守り切って決勝進出を決めた。
この結果、今年度の決勝戦はG大阪vs神戸に決定。4年ぶりの決勝進出を果たしたG大阪は2015年度以来の優勝、5年ぶりの決勝進出を果たした神戸は2019年度以来、5大会ぶりの優勝を目指す。なお、関西勢による天皇杯決勝は、1953年の全関学対大阪クラブ以来の71年ぶりとなる。
決勝戦は11月23日に国立競技場で14:00にキックオフを迎える。