G大阪 暫定4位浮上 21歳・坂本が2発!優勝消滅危機救った
◇明治安田J1リーグ第35節 G大阪3―2名古屋(2024年10月23日 パナスタ)
明治安田J1リーグは3試合が行われ、G大阪は名古屋に3―2で競り勝った。FW坂本一彩(いさ、21)が2得点を挙げ、同点で迎えた後半33分にはMF福田湧矢(25)が今季初得点となる決勝点を挙げ、暫定4位に浮上した。東京Vは新潟に2―0で快勝。浦和は柏を1―0で下した。
引き分け以下なら優勝の可能性が消滅する一戦でG大阪が意地を見せた。立役者は21歳のFW坂本だ。
前半21分にゴール前の混戦から右足で押し込むと、同28分は左エリアでパスをもらって反転してからミドル弾。イメージ通りではなく相手に当たってコースが変わる幸運にも恵まれたが、自身初のJ1リーグ1試合2得点だ。「1点目は蹴り込むだけ。2点目は本当は前を向くつもりはなかったのですが、ファーストタッチがずれたので」と説明した。
同点で迎えた後半33分にはFW宇佐美へパスをつなぎ、MF福田の決勝点を演出した。残り3試合で暫定4位に浮上し、3位町田との勝ち点差は3。若武者の活躍で来季ACL出場圏内も見えてきた。