ソシエダ会長、久保建英のリバプール移籍の可能性について初言及 G大阪戦に向け取材対応
ソシエダは25日にG大阪とのプレシーズンマッチに臨む
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が7月24日、大阪府吹田市内でプレシーズンマッチ・ガンバ大阪戦(25日)に向けて練習に参加した。イングランド1部リバプール行きの噂が飛び交っているなか、クラブのジョキン・アペリバイ会長が移籍に関して初言及した。
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2022年夏にスペイン1部レアル・マドリードからソシエダへ完全移籍した久保は、加入初年度の昨季は中心選手としてリーグ戦9ゴールをマークし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。2023-24シーズンも主力として存在感を発揮し、今年2月には29年6月末までの契約延長を発表したなか、移籍の可能性が噂されている。
リバプールは2024-25シーズンで契約が満了を迎えるうえに、サウジアラビアからの関心も絶えないエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者を探しているとされている。その候補に久保が挙がっているという。海外メディアでは「すでにソシエダが経済的にとても断りがたい6500万ユーロ(約110億円)のオファーを送っている」とも報じられた。
そのなかでジョキン会長はこの日、G大阪とのプレシーズンマッチに向けた前日練習前に取材へ対応。クラブの中心選手である久保を取り巻く去就の噂について口を開いた。
「(移籍の話は)もちろんありますし、やっぱり今移籍市場が動いているところでいろいろな噂が流れていますがタケはレアル・ソシエダで満足していると思っていると思っています。本当にもう言葉では表せないぐらいやっぱりタケのことを本当にクラブは愛していますし。レアル・ソシエダもタケがこれからもずっとプレーしてくれることを願っています」
久保自身、まずは周囲の声をシャットダウンして目の前の一戦に集中。日本で見られるプレーに注目したいところだ。