2度の手術乗り越えたG大阪MF中村仁郎「喜び感じたい」親善試合Rソシエダード戦で実戦復帰へ

G大阪MF中村仁郎(20)が25日の親善試合Rソシエダード戦(パナスタ)で1年ぶりの実戦出場を果たすことが24日、確実になった。

ダニエル・ポヤトス監督は「明日は楽しむ日ですが、彼らには“自分がここ(ベンチ)にいるのは間違っている”ということを証明して欲しい」とMF食野亮太郎やMF石毛秀樹、DF江川湧清の名前とともに出場時間を与える方針を示した。

中村は昨年7月の親善試合セルティック戦(スコットランド)を最後に負傷離脱。昨年10月と今年1月に2度の手術を受け、今月中旬に全体練習に復帰した。Rソシエダード戦は26人ベンチ入り可能で、交代枠は無制限になる見込み。時間限定での出場が濃厚だ。

練習後にポヤトス監督と話し合った中村は「去年のセルティック戦は良いプレーができていたと思っていたんですけど、ダニ(ポヤトス監督)の基準値までは達せなかった。その基準を確認したかった」と自分の考えと指揮官が求めるプレーの擦り合わせをした。

フルコートでの練習も試合もないまま臨む一戦。「パナスタでプレーできる喜びを感じたいし、ありがたみも感じたい」。まずは久々の実戦を楽しむこと、そして指揮官が求めるプレーへのトライをテーマに掲げた。

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