【G大阪】中村仁郞がRソシエダード戦で復帰へ「攻撃で違いを見せる」 チームプレーにも意欲

ガンバ大阪MF中村仁郎(20)が、間近に迫る復帰戦に向けて意気込みを語った。

24日は大阪・吹田市内の練習場で、25日のスペイン1部レアル・ソシエダードとのプレシーズンマッチ(パナスタ)に向けて最終調整。メンバー入りするとみられる中村は「出られるかわからないけど、チャンスをもらえたら、自分のやりたいことを精いっぱい出したい。やりたいのは、攻撃で違いを見せること」と意欲を見せた。

昨年10月に左ひざ滑膜ヒダ障害、今年1月に左ひざ軟骨損傷でそれぞれ手術を受け、リハビリを続けてきた。出場すれば昨年7月の親善試合・セルティック(スコットランド)戦以来。約1年ぶりの試合となるRソシエダード戦は、ダニエル・ポヤトス監督(46)へのアピールにつなげる場にもする考えだ。練習後には、指揮官と会話し、求められるものを確認した。

「(昨季)自分の中ではいいプレーができていたと思っていたけど、ダニ(ポヤトス監督)の基準には達していなかった。それが何かを明らかにしたかった」。

指揮官との確認でわかったのは、自分の良さをチームの中で生かすことの必要性だった。「シュート打てれば一番怖いプレーだと思うし、それが自分の武器だと思うから、多少リスクがあってもゴールに向かうプレーを選択してきた。ただ『もっとチームとしてゴールに向かうプレーをして欲しい』と言われたので、そういうプレーも出せれば」。完全合流から2週間弱での復帰戦から、背番号41は自身の進化形をイメージしてピッチに立つ。【永田淳

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