【G大阪】25日のRソシエダード戦にポヤトス監督「認知力を感じ取って」個々のアピールも期待

ガンバ大阪は24日、大阪・吹田市内の練習場で公開練習を行った。

25日に日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダードとの対戦を控え、ダニエル・ポヤトス監督(46)は「経験があるチーム。欧州の中でも競争の激しいリーグで戦っているチーム。自分もスペイン人なのでラ・レアルのすごさもわかっている」と相手を警戒。一方で、母国クラブとの対戦ということもあり「自分自身にとってスペシャルな日になる。素晴らしい出来事」と喜びも口にした。

勝ちにこだわって挑む中でも、指揮官はハイレベルな選手とのプレーから学ぶことも要求した。「憧れではなく、誇りを持って入って欲しい。その中で、どのようにプレーを先読みしていくのか、スペースの認知の早さ、タイミングの取り方が優れている選手がいる。タレント性のあるブライス・メンデス、エルストンド、久保といった選手は、認知力がある。それを感じ取ってもらいたい」。どう認知、判断してプレーにつなげていくか。直接マッチアップすることで吸収することをG大阪の選手に期待した。

FW宇佐美貴史(32)やFWウェルトン(26)、MF鈴木徳真(27)、GK一森純(33)ら主力の一部はこの日グラウンドに姿を見せず、Rソシエダード戦は欠場する見込み。リーグ戦では出場機会の少ない選手も出場するとみられ、指揮官は「明日は楽しむ日だが、彼らには、自身が『俺はここにいるよ、(普段先発で起用しないことは)間違っているよ』ということを証明して欲しい」と奮起を求めた。

21日の湘南ベルマーレ戦では病欠でメンバー外となっていたイスラエル代表MFネタ・ラビ(27)は「1週間外れたが、もう治っている。コンディションに問題は感じていない。欧州のチームとやれる機会はあまりないので、その機会を有効に活用して、プレーを楽しみたい」と話し、試合を心待ちにした。【永田淳】

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