G大阪ポヤトス監督「思った以上にボールを持たれた」湘南対策不発に渋い表情

◇明治安田J1リーグ第24節 G大阪0―1湘南(2024年7月20日 パナソニックスタジアム吹田

シュート数は6本対12本。特に前半45分間は1本のシュートも打てなかった。

0―1で敗れ、連勝が「2」で止まったG大阪のダニエル・ポヤトス監督は「言い訳なく、難しい試合になった」と渋い表情。2度の決定機を阻止したGK一森純も「内容と結果、両方とも完敗」と口にした。

プレスの掛け方を変えて臨んだ。今季は運動量を持って前線からハメていく戦術が奏功してきたが、守備時は4―2―3―1システムから中盤をダイヤモンド型にした4―4―2システムに可変してからプレスを掛けるプランを採用。ビルドアップに長けた湘南対策だったが、逆に慣れない戦術で「思った以上にボールを持たれた」(ポヤトス監督)。一森は「迷いが生じてハマらなかった」と振り返った。

後半は従来のプレスの掛け方に戻して主導権を握る時間も作り、MFダワンがヘディングシュートを放つなど決定機も演出。だが1点が遠く、4試合ぶりの無得点に終わった。

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