【G大阪】新加入FW林大地が「ゴールでチームに貢献したい」と意欲 デビューはリハビリ後に

6月30日にベルギー1部シントトロイデンからの完全移籍加入が発表されたガンバ大阪FW林大地(27)が5日、初めて取材対応し「ストライカーなので、ゴールでチームに貢献したい」と得点量産でチームに貢献することを誓った。

大阪府出身で、中学時代はG大阪ジュニアユースに所属した林は「建物が全部違うから、新鮮な気持ちですけど、気持ち、思いは帰ってきたなって感じです」と地元復帰への喜びを語った。

「地元でやりたいっていう思いは昔からあったので、やるなら絶対ガンバ大阪だなって思っていた」と語る林の国内復帰は、再び日本代表に選ばれるための選択でもあった。

「やっぱりサッカー選手やってたら全員がワールドカップは目指す場所だと思うし、憧れの舞台。日本に帰ってきたからその可能性がなくなることは一切ないと僕は思っている。まずはチームでしっかり結果を出したい」。G大阪での活躍で、26年W杯北中米大会へつなげるつもりだ。

新加入のストライカーには、ダニエル・ポヤトス監督(46)も大きな期待を寄せる。「自分たちの今の選手は、足元の(技術に特長のある)選手が多いので、大地のようにスペースを突く選手を待ち望んでいた。今のところ2~3カ月必要だが、まずしっかりと治して欲しい。今季のうちに入れるので、必ずチームを助けてくれると思っている」。当面は右ひざの治療に時間を費やすことになるが、シーズン終盤での合流を今から楽しみにした。

「91」に決まった背番号の理由は「形がかっこいい」ことと、2歳上の姉くるみさんへの思いから。「昔からクックと呼ばれていて、お姉ちゃん大好きなんで『クック1番』みたいな感じで(笑い)」。意外な理由を明かした。

リハビリスタートとなり、G大阪デビューはしばらく先になるが、G大阪としては待望のストライカータイプの新戦力。「常にサポーターからの期待が大きいのがガンバ大阪だと思うんで、それにしっかり応えられるような選手でありたい」と意気込む林がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。早くもその時を楽しみにさせた。【永田淳

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