「フェイントが全て」ガンバ宇佐美貴史、柏戦のゴラッソを生んだ“一瞬の閃き”「シュート直前に、違う、切り返しやと思って…」
「リアリティのあるキックフェイントだった」
ガンバ大阪は6月17日、公式YouTubeを更新。好調を維持する宇佐美貴史のインタビューを公開した。
16日に行なわれたJ1第18節の柏レイソル戦(2-1)に4-2-3-1の1トップで先発した宇佐美は、開始15分に先制点をゲット。左サイドでボールを持つと、鋭い切り返しで寄せてきた相手をかわし、敵GKとの1対1を制してネットを揺らした。
この技あり弾について、32歳のストライカーは「最初からキックフェイントするために釣り出したわけではなく、外巻きでシュートというイメージでいたけど、シュートの直前に、違う、切り返しやと思って、モーションを変えた」と振り返った。
直前での判断は「自分自身も正直、身体がついていくかどうかも心配だったけど、リアリティのあるキックフェイントだったので、引っかかってくれた」と明かしている。
このゴールの解説を「フェイントが全てだった」と締めくくった宇佐美。この一瞬の閃きが、ゴラッソが生んだのだった。