「矛盾対決」に臨むJ1G大阪・ポヤトス監督「自分たちのゴールから遠いところでプレーする」
J1で4位につけるG大阪のダニエル・ポヤトス監督が24日、本拠地のパナソニックスタジアム吹田で取材に応じ、26日にアウェーで行われる8位・FC東京戦に向けた抱負を語った。J1最少タイの11失点と堅守を誇るG大阪に対し、FC東京は最多の26得点と攻撃が持ち味。〝矛盾(ホコタテ)対決〟を制するポイントに「相手のサイドをどれだけ抑制できるか」を挙げた。
FC東京を「本当にアタックが素晴らしい。ダイナミックで中から外から縦横無尽な攻撃もしてくるし、ディエゴオリベイラという危険な選手もいる」と評したスペイン人指揮官は「中盤で数的優位な状況をつくり、支配するのがポイントになると思う。自分たちがボールを持つのが大事になる」と強調した。
その上で「私たちにはボールを持つのにたけた選手がそろっている。相手を苦しめるためにはボールを持って、敵陣でプレーすることが大事になってくる。より自分たちのゴールから遠いところでプレーしていく。そこは、他のチームに対しても重要になってくる」と言葉に力を込めた。〝危険〟を遠ざける作戦で、アウェーのFC東京戦では4年ぶりの白星を狙う。