【浦和】ショルツ負傷でG大阪から加入佐藤瑶太に先発チャンス「僕がいるよとアピールしないと」

ガンバ大阪から浦和レッズに加入したDF佐藤瑶太(25)が、センターバック定位置の奪取へ気合を入れた。10日の北海道コンサドーレ札幌戦では、負傷したDFショルツに代わり、前半43分からピッチに入って“浦和デビュー”。ショルツは右太もも裏肉離れと診断され、全治の期間は明かされてはいないが、湘南ベルマーレ戦(17日、レモンS)で佐藤に先発の可能性が巡ってきた。

「自分とショルツ選手は違うし、良さも違う。変にマネをしようとは思っていない。声の部分やはね返す力、ゴール前のクロス対応は自分の特長としてチームに還元できれば」と意欲を示した。

昨季のリーグ最少失点の中心となったDFのショルツ、ホイブラーテンの不動のセンターバックがいる中で、あえて浦和の加入を決めた。目の前の高いハードルにも「楽しいですね。自分より、どこが優れているか、練習中から観察していた。試合を見てもショルツ選手は抜群の動き。参考になる部分が多い」と、間近な存在を手本に自分を磨いてきた。

先発のチャンス到来に「キャンプ中から奪えるなら定位置をすぐ奪いたいと思っていた。途中出場より、1試合通しての方が評価が分かれてくる。次、出るなら、より気合入れていかないといかない」。続けて「(ショルツが)戻ってきても僕がいるよ、と監督にもアピールしないといけない」と強い覚悟を口にした。

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