【G大阪】前監督・松田浩氏が新設「フットボール本部」本部長就任、下部合わせた強化最高責任者
クラブの強化最高責任者に前監督の松田浩氏(63)を招聘(しょうへい)することが明らかになっていたガンバ大阪は20日、新たにフットボール本部を設置した上で、松田氏の同本部・本部長就任を発表した。トップチーム、下部組織(アカデミー)、普及(スクール)の強化を一本化にした新組織になる。
小野忠史社長(62)はクラブを通じて「トップから一貫したサッカースタイルを構築し、戦略的にフットボールをつくりあげていくことを目的として、フットボール本部を設置することと致しました」と説明。
15年度の天皇杯優勝を最後に、8年間無冠に終わった現状打破を誓った。
昨年8月に途中就任してG大阪のJ1残留に貢献していた松田氏は、約1年ぶりのクラブ復帰となり「クラブのフィロソフィー(哲学)やこれからのビジョンを明確にし、より強くたくましいクラブにしていきたい」と抱負を語った。
また、松田氏の下でトップチームの強化にあたる強化部長に、18年8月以来の復帰となる梶居勝志氏(60)の就任と、下部組織の責任者となるアカデミーダイレクターに星原隆昭氏(61)の就任も発表された。
これまでクラブの強化最高責任者だった強化・アカデミー担当取締役の和田昌裕氏(58)は今季限りで退任し、来季からJ3ツエーゲン金沢のゼネラルマネジャー(GM)になり、アカデミーダイレクターだった松波正信氏(49)の退任もあわせて正式に発表された。



