最高額Jリーガーは誰だ!? 市場価値ランキング9位。最高の助っ人! すぐに信頼を掴んだ救世主
明治安田生命J1リーグの2023シーズンが終了した。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出したJ1の市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は12月1日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
9位:ネタ・ラヴィ(ガンバ大阪)
生年月日:1996年8月25日
市場価値:150万ユーロ(約2億1000万円)
2023リーグ戦成績:27試合0得点0アシスト
イスラエル代表のネタ・ラヴィは、ガンバ大阪を救った助っ人と言えるだろう。2023シーズンは、チームトップとなる150万ユーロ(約2億1000万円)の市場価値に見合う存在感を放った。
名門マッカビ・ハイファの下部組織で育ち、2015年から同クラブの主将を務めていたラヴィは、キャリア初となる移籍で今年1月にG大阪の一員になった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもプレーした能力と経験に疑いはなかった一方で、適応にはやや不安もあったが、フタを開けてみるとすぐに定位置を獲得している。
ラヴィは攻守両面で判断が早く、技術も高い。相手のプレッシャーを受けても奪われるようなことはほとんどなく、巧みに攻撃につなげることができる。得点もアシストもゼロというのはマイナス材料だとしても、それを補って余りある活躍で、すぐにファンの信頼をつかんでいる。
今季は最下位に低迷する時期もあったG大阪。ラヴィを獲得していなかったら、もっと厳しいシーズンになっていたはずだ。