G大阪、中口雅史強化部長の退任を発表 ポヤトス監督招へいに尽力「志半ばとなり非常に残念な気持ち」

G大阪は4日、中口雅史強化部長(51)の今季限りでの退任を発表した。21年8月に就任した中口氏は、今季スペイン人のダニエル・ポヤトス監督(45)を招へいし、近年低迷するクラブのスタイル刷新に着手。チュニジア代表FWジェバリ(31)、イスラエル代表MFネタ・ラビ(27)を獲得し、外国人選手の路線変更も行った。しかし今季は16位に終わり、結果にはつながらなかった。

中口氏はクラブを通じ「約2年半にわたり強化部長としてクラブからチームを任された私自身の力不足もありタイトルを獲得できなかったこと皆様方には大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。今シーズンはタイトルをとり続けるチーム作りの土台として中長期的な視野に立ち、戦略的にゼロをイチにする仕組み作りを進めて参りましたが志半ばとなり非常に残念な気持ちです。ですがガンバ大阪強化部長として何事にも代え難い経験をさせていただき深く感謝しております」などとコメントした。

G大阪は今オフ、強化体制を一新。和田昌裕GM(58)も退任し、新たなGMの招へいにも動いている。中口氏の後任となる強化部長には、梶居勝志氏(60)が18年以来の復帰となる。

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