逆転負けで5連敗のG大阪 ポヤトス監督「軽い失点が響いた」残り2試合で最下位・横浜FCとの勝ち点差は「5」
◆明治安田生命J1リーグ▽第32節 G大阪1―2福岡(11日・パナスタ)
G大阪は福岡に1―2と逆転負けを喫し、リーグ戦5連敗を喫した。J1残留を決めることができず、この日勝利した最下位・横浜FCとの勝ち点差は、残り2試合で5となった。次節はアウェーで広島戦(25日)、最終節はホームで神戸戦(12月3日)となる。
前半13分、MF山本悠樹のCKをニアでMF倉田秋がそらし、ファーサイドのDF権敬源が押し込んで先制。前半は前線からの守備や、空けたスペースを活用した攻撃もあり、チャンスもつくった。しかし後半1分、自陣深くからのスローインから簡単にゴール前へと運ばれ、福岡FW山岸祐也に決められて同点に。ポヤトス監督は「スローインからの軽い失点が響いた。集中力を高めていかなければいけなかった」と嘆いた。
後半は福岡が高さのあるFWウェリントンを投入し、中盤を省略した形の攻撃が増えたことに対処できず、流れは福岡に。後半33分、DF黒川圭介がPKを献上。このピンチは山岸のキックを、GK東口順昭がストップして可能性をつないだ。しかし同44分、自陣深くに押し込まれた状況から福岡FWルキアンに決められて2失点目。指揮官は「(1失点後も前半と)同じ流れでボールをしっかりと動かしたかった。しかしルヴァン杯王者に対し、難しさはあった。素晴らしいチームに対し、簡単ではなかった」と振り返った。