J1G大阪 降格チラつく5連敗も…ポヤトス監督は「来季続投」発表済み
明治安田生命J1第32節(11日)、G大阪はホームで福岡に1―2で逆転負けを喫し、リーグ戦5連敗となった。
先制しても、1―1の後半35分にGK東口順昭がPKをストップしても勝てず、またもJ1残留はお預けとなった。足踏みを続けているうちに、この日、最下位・横浜FCが勝利し、勝ち点差は残り2試合で5となってしまった。
まだ有利な状況とはいえ、連敗なら降格が起きてもおかしくはない状況。しかもラスト2試合は、アウェーで広島戦(25日)、最終節のホーム神戸戦(12月3日)と上位との対戦となり、相手に恵まれたとは言いがたい。ダニエル・ポヤトス監督は「持っているものをすべて出し切って勝ちにいきたい」と力を込めた。
リーグ戦5連敗で8戦勝ちなし(6敗2分け)と白星をつかめない中、G大阪は先月27日に、ポヤトス監督の来季続投を発表していた。結果論とはいえ、ネット上には指揮官の手腕を疑問視する声もチラホラ。「来季早々結果が出なくてクビになるなら早めの方がいいのでは」との皮肉も見られた。
このままのサッカーが続けば、たとえJ1残留を果たしたとしても、来季に明るい未来がやって来るとは言いづらい状況だ。